上京サラリーマンTOKYOサバイバル日記

社会人から東京→静岡へ転勤 日常生活の記録です

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脱文弱の勧め。本を焼き捨てて外に出よう。

 私は読書が好きだ。読書はほとんどエネルギーを使わないから良い。寝転んだままページをめくるだけで暇を潰せる。学生の頃は暇な時には本を読んでいた。ところが、大学院生の時に気が付いた。読書をしていても自分の生活は何も変わらない。それどころかますます孤独に陥ってしまう。健康的な女の子は歴史や哲学になんの興味もない。図書館で腐りきっていく青春なんていやだ。以来、いわゆるお勉強というものに嫌気がさして、私は大学院を飛び出し、東京に出て来た。引っ越しの時学生時代に買った本は全て捨てた。未練も何もなかった。遅れて来た反抗期というやつだ。(当時ちょっと病んでました 照)

 

 東京に出てからはほとんど読書をやめた。ひとりぼっちの無限ループから抜け出したかったから。でもなんだろう、一人でいると他にやることがないのだ。だからゲームをしたり、お笑い動画を見た。深夜ラジオを聞いた。こういう生活をしばらくやってみたがどこか満たされない自分がいた。やっぱり何か足りない。本でも読もうかな・・。でも学生時代に戻りたくない。だから、やっぱり読書なんてしない。

 

 世の中「考えすぎ癖」のある人間は苦労する。人間というものは単純だ。そんな大したもんじゃない。アホでも、何も考えていなくてもそれなりに生きていける。それならばいっそのこと「考えること」なんか放棄してしまえばいいと思うようになった。平和な日本、考えすぎて足踏みをしている暇があったらすぐにでも行動に移した方がいい。命まで奪われることはないのだから。難しいことを考えていても何も変わらない。ただ虚しく時間が浪費されるだけだ。結局地元のヤンキーみたいに本能で生きているやつらが一番幸せなのかもしれない。