バガボンドにハマっている
サムライの絵を描けるようになりたくて、バガボンドを全巻買った。多分読んだのは中学生以来かな。模写のお手本にするつもりだったが、普通に面白かった。特に宝蔵院胤舜や吉岡一門との死闘が好き。
少し武蔵の練習をしてみた。
無敵であった武蔵に初めて、敗北を与えたのが胤舜である。武蔵は胤舜の槍の凄まじさに恐怖し、逃亡し、涙する、無敵の武蔵が。ベジータかよ。敗北した武蔵は、利害の一致する胤栄の手ほどきを受けて山中で修行に励む。
自分のどこが間違っていて、どうすれば変われるのか。世俗との関わりを立って悩みぬいた挙句、そこで、武蔵は「自分」に囚われていることに気がつく。そしてある意味での開き直りとともに再び胤舜に挑むのだった。
漫画に影響を受けるのは我ながらどうなのかと思うが、負けた後、失敗した後にどうするか、どう反省するか、が重要なのは社会生活においても同じである。
自分のこれまでを振り返ると、とんでもない失敗をして打ちのめされ、そこから奮起して、人生が進んでいくことが多い。
最近色々なことを考えて気分が憂鬱だが、前に進むチャンスでもあると思うので客観的に自分を見つめて背伸びせずに今できることをやっていきたい。いや、それしかできない。深夜に書いた文章なのでやや痛いことになっているが、許してください。