Twitter・SNS疲れについて
最近は世の中がこういう状況なので、政治ツイートを目にすることが増えてきた。芸能人やミュージシャンも積極的に政治的主張を発信している。この騒ぎの中で、有事になった際に真っ先に切り捨てられるのがエンタメ業界だといういうことがハッキリわかっただろうから、彼らが危機感を持つのは当然のことではある。
ただ、ファンからするとウザいのは確かだ。我々はミュージシャンの音楽が好きなのであって、個々人の政治的な主張には微塵も興味がない。むしろ、真逆の政治思想を見せられてイラつくことさえある。その辺、アジカンの後藤正文や坂本龍一はキャラを確立していて、「そういう人だ」とわかっているので違和感がないのだが、いきなり好きなミュージシャンが安倍を口汚く罵り始めたら正直ちょっと引く。これは、紛れもないファンの本音である。
毎日毎日くだらない政治議論や争いの絶えないタイムラインを見せられてみんな疲れているように感じる。そこにいつものようなウザいノリでツイートすることはちょっとできないなあ、、と考えてしまった。だから自分もTwitterで舌禍を起こさないように、自重していこうと思う。そもそも私の場合、どうでもいい話をしたすぎて140字ではおさまりきらない。いいたいことはブログに書いていこう!
SNSも最近は普及しすぎて言いたいことがなかなか言いにくくなってきた。何か発言するとすぐクソリプが飛んでくるし、ゴキブリやコバエのように繊細チンピラがわいてくる。悪気のない言葉が誰かを傷つけているということもザラにある。確かに今の状況が続くと疲れる。今まではタバコや酒みたいな気晴らしだと思っていたのだが。
インターネットが普及したころは、誰とでも繋がれるという響きにワクワクしたものだが、SNSの出現でネット民の住み分けが破壊され、生態系が大混乱して、2020年に残っているのは人々がいがみ合う焦土だけだったという救いようのないオチ。今日もどこかで火の手が上がっている。